実は私が長年の抱えていた悩みでもある「真面目すぎる所を直したい」というこの分析と解決方法をお伝えしていきたいと思います。
当初はこれほどまでに皮肉な状態はないと本当に心を痛めたものです。
真面目であることは欠点ではないのになぜこんなにも苦しい現状になってしまっているのかと・・・。
その謎を私の体験談を元に解いていきたいと思います。
真面目すぎる私の苦悩
―私は幼い頃から自他共に認める「真面目すぎる」という子供で、それが仇となっていろんな場面で悩み苦しむ問題に直面してきました。
「真面目でいればいるほど認められるし褒められる」とそう信じて実行していたのですが、思っていたような状況ではなく、むしろ自分がツラくなるばかりで「こんなことなら直したい・・・。」と思うようになったのです。
学生時代は優等生として先生や生徒からも一目置かれている存在でした。
そして社会人になってからも「月狼さんに任せると安心だ」と信頼をされていたくらいです。
ある職場では転職して1年目で部署の課長が退職していなくなったということで、部署内で職歴が一番浅い私が将来の課長候補としての主任に推薦された事もありました。
推薦した部長に理由を聞いたところ「真面目だから」ということでしたが・・・
人を束ね、指示を出すことが苦手な私は辞退したいと告げたのです。
しかしそんな私の意思に反して無理やりにでも役職に就かせようという部長の思惑があることを他部署の部長から聞かされ、逃げるように転職したことがありました。
このように真面目すぎるというその重責はなかなかつらくしんどいものでした。
そんな中でやがてこんな思考が浮かぶようになりました。
「真面目すぎるから良くないんだ・・・こんなの嫌だ、直したい。」
世間にはもっといい加減でずるいやり方で楽をしている人たちもいるのに・・・
なぜこんなにも頑張っている自分が報われず、それどころか生きづらくなってる状況が本当に悔しくて悲しくなりました。
しかしそれでも、直したいと思っているのにも関わらず「真面目すぎる」状態をやめられずにいたのです。
どうしてこんなことになるのでしょうか。
あなたもおそらくこんな疑問を抱えて苦しみ悩む原因となってしまっているのでしょう・・・。
それでは早速その謎を解いていきましょう。
「真面目すぎる人」チェック
「根が素直である」
その結果、家族や先生、友達や同僚など過去に周囲の人たちから「常に良いコでいなければならない」と言われ続けた結果、洗脳された。
「承認欲求がある」
親からの愛情が希薄だったために過度に他人からの愛情を欲していて、真面目に振る舞っていると周囲の人々から褒められたり、喜ばれたから。
「完璧主義者」
「ちゃんとしなければならない」という強固な思い込みがある。
「責任感から」
周囲が不真面目な人ばかりなので「自分がやらなければ」という責任感が人一倍強いから。
(特に兄弟姉妹がいる長男や長女に当たる人はこのタイプの可能性が高い。)
どれかひとつ、もしくは全部、何かしら当てはまるものがあったのではないでしょうか。
それではなぜこれらがあると真面目すぎるようになってしまうのでしょうか。
続いてはその解説をしていきたいと思います。
「ツラい」より「頑張る」を優先してしまっている
上記の項目、一見するとそんなに悪いことには思えませんよね。
何だったらむしろ人の役に立っていて良いことのような・・・。
―しかし実はすべて「度が過ぎている」状態なのです。
本来そこまでしなくてもいいものなのですが真面目すぎるゆえに周囲の意見を尊重してしまって、それが自分の心身に負担や重責となってのし掛かって、そのツラさからようやく「直したい」という自分の改善を見出せるようになっているのです。
そこまでして自分の心に無理をさせてまで頑張る必要はないのです。
そんなことをさせる状況や人がいたらそれこそ不適切なのですぐに縁を切るなり離れるべきです。
実はあなたを食い物にして楽をしようと企んでいる人の術中にはまっているのです。
その相手はあなたが真面目すぎることで悩み苦しんでいようが傷付こうがお構いなし。
まして直したいと思うほど追い詰められているなんて知るよしもありません。
そんな人のために「心身を削ってまで頑張ってあげる」必要などありません。
適切な人に尽くしてあげるなら、そんな無理をあなたにさせたりなんてしません。
必ず「無理はしないで」と止めてくれるものですから。
そして一緒に問題を解決したり協力してくれるという風にあなたひとりに任せたりなんてしませんから。
表面上で喜ばれてしまうと何でも嬉しいと感じてしまうのでしょうが、不適切な人を相手にしている場合はあなたは生け贄にされているだけなのです。
だからそこからどうか抜け出してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少しは「なぜ」が解決する手掛かりになったでしょうか。
真面目なあなたはとても素敵だけれど、その真面目さを正しく活かせるようにしてもらいたいのです。
あなたに相応しく適切な人間関係や状況下で発揮すればとても大きな幸せや喜びをもたらすものとなりますし、あなたを支える味方を正しい形で救えるので本当の意味で喜ばれるのです。
しかし間違った状況下にある場合、おそらくひとりでは抜け出し方もわからないでしょうから、かつて同じ生きづらい道を歩んで来た、元・真面目過ぎる私がお手伝いします。
あなたは今まで真面目すぎることでどんなつらい経験や悔しさや悲しい気持ちを味わいましたか?
教えて頂けたらそれらを元にあなたにふさわしい対処法をお教えいたします。
今日はこのあと、点検に出していた一眼レフを受け取りに行くのでここまでとさせて頂きます。
繊細な一眼レフの扱いに関しては真面目すぎるくらい丁寧にした方がいいですから。
それでは読んでいただきありがとうございました。