いろんな場面や経験から生きづらいと感じた時、その理由について誰もが探ることでしょう。
自分に原因があるのか。
それとも周囲の誰かのせいなのか。
出来れば自分に原因があるとは思いたくないことでしょう。
ただでさえ生きづらいと思って苦しんでいるのだから、理由は他者のせいだと思いたいのも無理はありません。
だから生きづらい理由や原因を知りたいけれど真実を知るのもまた怖いと思って葛藤してしまっていませんか？
その葛藤に振り回されていてはいつまで経っても苦しいままです。
なのでここから少しだけ解決方法の道を覗いてみませんか？
少しずつでいいので今回の記事が改善の思考をスタートさせるきっかけになればと思います。
生きづらいその理由は「自分が作り出した状況」
「生きづらい状況になったのは自分のせいではない」・・・そう思っていても実はその状況はあなたが引き寄せたものである場合もあります。
それがどういったものであるのか、わかりやすく私の実例をあげて解説していきたいと思います。
私は人間関係を築くのが下手で何かと嫌な思いばかりされられていました。
学校でも社会人になってからも孤立していた方が楽だし安全だと思い込んでいていつも人を避けていました。
しかし私の周囲ではいろんな人たちが助け合い、協力し合っている様子を目の当たりにしてきたのです。
なのになぜか私だけは誰にも助けてもらえないし大変な状況でも手伝ってももらえない・・・。
私は自分が嫌われているとそう思ってますます卑屈になって人を避けるようになりました。
その状況に私は自分の人生を生きづらいと感じて苦しみ悩むようになってしまったのです。
しかしこれは私が完全に矛盾した振る舞いをしているせいなのです。
このように「自分から人間関係を拒絶している」ということが理由となっているので、自分が原因を作り出しているということになるのです。
他人から生きづらさを押し付けられている事が理由の具体例
必死に頑張って生きているにも関わらず、あなたを引きずり下ろそうとする人物が周囲にいるとどんな努力をしても報われないという状況もあります。
私の場合は昔から母を始め、友人たちからもなぜかやりたいことを反対されてしまうという状況にありました。
別に悪いことをしようなどと企てた訳ではありません。
ー実は昔、私は高校生の頃に声優になりたいという夢を持った時がありました。
ところが「お前なんかには無理に決まっている！」と母や担任、友人たちからバカにされたり反対されてひどく傷付いたことがあるのです。
私がその夢を叶えようが挫折しようが、その人たちには何の影響もないのになぜ反対するのかと本当に理解出来ませんでした。
結局、あの人たちは私のやりたいことがなんであれ、私の願望や挑戦を否定して何が何でも幸せにさせないというのが目的だったのです。
こんな人たちが周囲にいたのであればいつまで経っても本当にやりたいことが出来ず、我慢して周囲の言いなりになって生きるか、例えやりたい事をやっていても常に批判されながらストレスを抱えて生活するという、まさに生きづらい状態の理由となってしまうのです。
改善に抵抗がある人達へ
どちらのパターンの理由だとしても、これらの状況に応じて対処をしていかなければなりません。
けれどその一歩を踏み出す勇気がなかなかないという方が多いのです。
しかし大変だと思うのは最初だけ。
だからこの記事では根本的な解決方法まではあえて掲載せず、「そのスタートラインとなるきっかけ」のためのものとして書きました。
まずは自分の状態に気付くこと。
そして客観的な立場から見てみること。
そこから自分の意思で「改善したい」と思えないと何も始まらないのです。
この自分の意思がないとどんな適切な改善方法を実施したとしても効果は出ないのです。
心の問題は見えない部分に対処していくものですから余計に不安になることでしょう。
いくら生きづらい感覚に苦しんでいても、そこを改善出来るとは言われても「見えないもの」に取り組むにはそれなりの決意がいりますから。
確かに人によっては心の改善方法の経過ですんなりいかない事もあるかもしれません。
しかしそれはあなたがそれだけ深い傷を負ってまで頑張って生きてきた証なのです。
そんな傷があるからこそ生きづらいと感じてしまうのは当然です。
なので理由さえ明確になれば、例え時間が掛かってもあとはそこを癒やすための改善をしていけばいいのです。
心の傷は見て見ぬフリをしていても必ず現実に反映されます。
そして自分の言葉や行動や思考、更には他人との関わり方にも影響が出るのです。
今後長い人生をそんな生きづらい状態で過ごすより、今からほんの数ヶ月～1年ほど改善に取り組んで楽に生きられるなら、その方がよほど素敵で充実した良い人生になることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今一度、あなたの生きづらい理由をじっくり探ってみませんか？
あなたの日常、クセ、振る舞い方に向き合ってみた時に今まで気付かなかった何かが潜んでいますから。
しかしそれらは自分ひとりの主観ではどうしてもわかりにくいこともあります。
なので客観視する立場として私がお手伝いさせて頂きます。
まずはあなたの日常生活の中にあるちょっとしたお悩みや疑問、不安からお聞かせください。
そこから少しずつあなたの生きづらいという理由を探っていきましょう。
必ずあなたの心の状態は改善されて「生きるのが楽になった」と本心でそう言えるようになりますから安心してください。
それでは今日はここまでといたします。
読んでいただきありがとうございました。
