「人生を楽に生きるにはどうすればいいんだろう。なぜ自分の人生はこんなにも生きづらいと感じるのだろう。」
・・・誰もが一度はこんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
人間関係や仕事、恋愛など様々な日常生活の中で問題を抱えるたびにふと浮かんでしまうこんな疑問に、あなたはひとりで抱えて悩んでいませんか？
この記事ではそんな漠然とした不安と疑問を解消するために、生きづらいその理由とどうすれば楽な人生を生きられるのかという点の解決方法をお伝えしていきたいと思います。
生きづらい理由はわかりにくい
私が初めて「生きづらい」と感じたのは20代前半の頃。
この頃の私は常に悩みを抱えて生きていました。
それはどう頑張ってもうまくいかない人間関係が主なものでした。
職場では普段は誰にでも優しいパートのおばさんが、なぜか私に対してだけ豹変して嫌がらせやキツい物言いをしてきていじめられたり、管理職の男性からはセクハラをされる日々。
高校時代の仲良しグループからは社会人になった途端、私だけが仲間外れにされてしまったり、しかも新たな友達も知り合いすらもまったく出来ない状態。
恋愛に関しても紹介してくれる人もいない事で出会い系サイトで不適切な人とばかり知り合ってモラハラやDVを受ける始末。
そしてこれらの悩みが例えひとつ解消されてもまた新たな悩みが発生する・・・
なぜこんなにも終わらない苦しさが続くのかと絶望して「私ってなんて生きづらい人生なんだろう。なぜ楽に生きることが出来ないんだろう。」と感じたのです。
何かの罰なのか、もしや前世でとんでもなく非人道的なことでもしたのだろうか・・・などとそんな所にまで考えが及んでいたほどでした。
しかし私は特に悪い事をしているつもりもなく、人に迷惑をかけている自覚もありませんでした。
実際周囲の人から私の言動を指摘されたことはありませんでしたから。
なので原因がまったくわからなかったことで対処出来ず、それが余計に生きづらいという状況に拍車をかけてしまい、ますます「楽に生きる人生」が遠のいていったのです。。
目の前の状況に惑わされないこと
あまりにも苦しい日常が続くことに耐えられなくなり、なんとかしなければと20代半ばから色々な行動をし始めました。
何も知識がなかった私はネットで調べた情報を元に自己啓発やスピリチュアルなどとにかく手当たり次第に試していったのです。
しかし何をどう試しても生きづらい現状から抜け出せません。
なぜ楽に生きる事が出来ないのか・・・私の人生の何がダメなのか・・・とこうして数年間、途方に暮れる日々が始まったのです。
そして30代後半になった頃にようやく解決の糸口を見つけたのです。
そもそも私は「生きづらい」のは人間関係に問題があるせいだと思っていました。
なのでそこだけをどうにかすればこの心の苦しみからも解放されると信じていたのです。
だから必死になって人間関係問題を取り扱ったサイトや書籍を読み漁っていました。
しかしこのアプローチの仕方がそもそも間違いだったのです。
目の前で起こっている現状というのはリアルタイムなので見る、聞く、感じることもダイレクトです。
なのでどうしてもここだけに意識をとらわれてしまいがちなのです。
けれど実際は別の部分に問題があったのです。
それは私の「心の問題」でした。
幼い頃に母から受けた虐待や学生時代のいじめによるトラウマや歪んだ物事の捉え方、精神的な傷や痛みによる後遺症のようなものが心の奥底にこびりついていたせいで、自分でも意図していないうちに様々な要因を現実に反映させていたのです。
つまり私は無意識のうちに様々なおかしな行動を取ってしまっていたということです。
それが人間関係に問題を引き起こすきっかけとなっていたのでした。
なのでこの部分を癒やし、克服をしていかない限りはいつまで経っても生きづらさを改善出来ず、楽に生きる人生にはならないのだと気付いたのです。
こうして私は根本的な部分からの癒やしを始めました。
自分の心や過去の経験と向き合って、歪んだ意識を改善したり植え付けられたネガティブ思考や自分を責めるクセも克服していったのです。
すると出会う人、関わる人が皆穏やかで優しい人ばかりになり、いつしか私は人に対する恐怖心や警戒心もなくなって適切な人間関係を築けるようになったのです。
こうしてわたしの生きづらいという悩みはすっかり解消されたのでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いろんな問題を抱えてしまっている人ほど、目の前の問題に惑わされてそれをどうにかしたいと必死になってしまいがちです。
けれどそれらをひとつひとつ解決したとしても結局はまた同じ悩みや苦しみを味わうことになってしまうのです。
問題点それぞれに取り組むのではなく、おおもとから変えていけば問題点すべてを一気に解決出来てしまうのです。
それだけ「心の奥底」という場所は重要なものを秘めているのです。
そしてその大事な部分が傷付き、弱ってしまっている人はなかなか自分ひとりでは対処出来ないと思います。
散々傷付いたことで心を守ってしまうクセがついてしまっているからどうしても「触れてはいけない」と避けてしまう傾向にあるからです。
私もそこに辿り着くまでにかなり時間がかかり、決意するのに苦労しましたから・・・。
なのでその経験をした私が適切なお手伝いをして、少しずつあなたに見合った方法で生きづらさなどの心のお悩みを解決して楽に生きる人生へと導いていければと思います。
それでは今日はここまでにしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
