繊細な人や優しい人、傷付きやすい人は「自分の思うように生きること」が出来ず、多くが悩み苦しんでいることでしょう。
今回はこの悩みを少しでも軽く出来るような解決方法やアドバイスをしていこうと思います。
あなたはどんな場面や状況で自分の思うように生きたいと感じましたか?
人間関係、仕事や勉強、恋愛、家庭環境などで何らかの場面で自分の思っていることが通らなかった、我慢しなければならなかったなど人それぞれのパターンがあるでしょう。
そしてそんな風に自分の思うように生きることを望む瞬間に直面した時、その達成方法を自分なりに考えて色々とチャレンジした方もいるのではないでしょうか。
その結果はいかがでしたか?
・・・ちなみに無知だった頃の私がチャレンジした時はまったく状況を変えられず、かなり苦戦をしました。
自分の思うように生きるというのはこんなにも難しいものなのか、そもそも私だから難しいものなのかと頭を悩ませたものです。
しかし様々な経緯を辿り、ようやく自分の思うような生き方が出来るようになったのです。
それでは早速解説していきましょう。
そもそも着目点が違っていた
ツラい、しんどいという現状が目の前にあるとどうしてもその「状況」ばかりに囚われてしまいますよね。
そして「この現状を変えなければ自分の思うようには生きられない」と誰もが必死になることでしょう。
しかし「状況」を変えた所で問題自体は解決出来ないので、自分の思うように生きるという達成には至らないのです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
直面した「状況」のひとつひとつに対応するのではなく、根本的な部分にアプローチするのです。
それはどこかというと
「自分の心」です。
あなたの「心の状態」に問題があって自分の思うように生きることが出来なくなっているので、そこに問いかけるのです。
それではわかりやすく私の体験談で解説していきましょう。
私はとにかく疑心暗鬼に陥るタイプでした。
例えば人から褒め言葉をもらった時。
誰かから「可愛い」と言われたことに対して
「どうせお世辞でしょ。本気で言っているわけない。」
「絵が上手い」と言われたことに対して
「どうせみんなにも同じこと言ってるんでしょ。そうやってイイ人ぶって気に入られたいだけでしょうが。」
自分にとって良い状況が訪れた時。
仕事が順調にはかどっている時に限って・・・
「どうせミスしたりして最終的にはうまく行かなくなるに決まってる。」
口には出しませんでしたが、いつもこんな思考回路を持っていたのでした。
しかし次第にこんな意識も出てくるようになりました。
「なんでこんなにも私は嫌な方向にしか捉えられないんだろう・・・」
こうして疑ってばかりの自分に嫌気が差すようになったのです。
「こんな捻くれて何も信じられない自分なんて、可愛げもないしあまのじゃくで本当に嫌な人間だな・・・」
こうして日々、自己否定や自己嫌悪に陥るばかりでこんなネガティブ思考に囚われていては、自分の思うように生きることなんか出来ないと嘆いていました。
そこでまず何でもポジティブに捉えようと試みたのです。
相手の褒め言葉も良い状況もそのまま何も疑わないように捉えようと。
そして湧き上がるネガティブ思考を無理やり押さえ込んでいました。
・・・しかしこの対処法は効果はありませんでした。
毎回状況に対してポジティブ思考を発動させてもただただ疲れるだけだったのです。
そしてなにが悪いのかと考え直してみたところ「否定的な思考」という部分が問題なのではないかと気付いたのです。
私はこの時、単純にポジティブ思考に改善すれば自分の思うように生きられると確信すらしていました。
しかしそうではなかったのです。
どうにかすべきは「捉え方ではなく否定してしまう原因」そのものだったのです。
そこで私は荒んだ心の状態にその原因を追求していきました。
するとそこにはトラウマや認知の歪みなど様々な要因が絡んでいたのです。
しかもそれが「自分の思うように生きる」という願望すらも「どうせ私は自分の思うようになんて生きられないし・・・」という否定の捉え方で妨害して叶わないようにさせていた原因だったのです。
こうして「否定の思考回路」をなくすことで問題解決へと導くことが出来ました。
このように大本となる部分を改善すれば、起因していた問題点も一気に解決へと導くことが出来るのです。
なので「自分の思うように生きるにはどこをどうすればいいのか?」という場合、表面上の見えている現状部分だけを変えようとしてもそれではいつまで経っても解決出来ない、結果が出ないという事になるのです。
特に繊細な人、優しい人、傷付きやすい人は自分を責めてしまう癖があるのでこういった自己否定思考に陥りがちですからそれが原因で自分の思うように生きられないという状況になってしまっている可能性があります。
いかがでしたでしょうか。
ここで語った疑心暗鬼というのは私の例にすぎません。
あなたはどんな状況から自分らしく生きたいと思っていますか?
嫌なこと、悔しいこと、悲しいことなど人にはなかなか打ち明けられない状況をここで少しだけ吐き出してみませんか?
そこからどうしたらいいのかを読み解ければあなたに見合った、あなたのためだけのアドバイスが出来るでしょう。
もしくはアドバイスはいらないからとりあえず体験談などの話しだけを聞いて欲しいというものでも構いません。
あなたの心の状態が楽になれる方法でお手伝いします。
今日はこれからお気に入りの木蓮のお香を買いに行くのでここで終わりとします。
リラックスしたい時、何かのご褒美の時にお香を焚くというのも自分が思うように生きるための方法のひとつなので。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。