愚痴をやめたい人へ|体験談から学ぶ改善方法と意識の変え方

「愚痴を言うのをやめたい」と思ったことはありませんか?
気づけば愚痴ばかり言ってしまい、「自分って嫌な人間かも…」と自己嫌悪になることはありませんか?


実は私も、かつて愚痴を言わずにはいられないタイプでした。
でもその結果、友人を失ったり人間関係がこじれて生きづらさを抱えてしまい、大きな後悔をしたのです。

そこで私は「このままではいけない」と思い、愚痴をやめる方法を必死に模索しました。

ここでは

愚痴を言う人の特徴とは?
愚痴を言わない人になるにはどうすればいいのか?


これらの疑問を私自身の体験談をもとに「愚痴をやめたい」と思う人に役立つ気付きをまとめました。

以前、私が働いていた工場に「愚痴の女王」と呼びたくなるほど愚痴ばかり話す女性がいました。


朝、出勤して来るとおはようもなくいきなり「ちょっと聞いてよ!あのさぁ・・・!」とイライラしながら「職場の愚痴」「家族の愚痴」「ご近所の愚痴」…が始まるのです。

ちなみに彼女は入社してから半年ほどですが、とにかく不運続きなのです。
例えば職場では

[入社早々に上司から集中攻撃される]

[職場で階段から落ちて頭を強打して救急搬送される]

[何もしていないのになぜかいろんな人に嫌われていやがらせを受ける]

など・・・。


最初は同情して話を聞いていた私ですが、さすがに毎日のように愚痴バズーカを受けていたことで次第にしんどくなり、Kさんから徐々に距離を置くようなって最終的には縁を切ったのです。

そこでふと
「どうしてこの人はこんなにトラブルに巻き込まれるんだろう?」
と不思議に思ったのです。

やがて気づいたのは、その人にとって愚痴を言うこと自体が生き方のベースになっているということ。

つまり、そのせいで不幸やトラブルを引き寄せ、生きづらい状況を愚痴として吐き出すことでバランスを取っていたのです。

この経験から私は、愚痴は一時的な発散にはなるけれど、「愚痴を言うことが前提の人生」になってしまう危険性を学びました。

水を吐き出すマーライオン

私自身も愚痴のせいで大切な人間関係を失ったことがあります。


仲良くなったばかりの友人に仕事の愚痴を言い続けていたことがあったのです。
するとランチなどのお誘いを断られるようになり、そのまま縁が切れてしまったのです・・・。

逆に、私が一方的に愚痴を聞かされ続けて疲れ、距離を置いたこともあります。
しかもそれは私が愚痴を言い合える友達として仲良くなった人でした。


しかし彼女は「ねぇ、わたし間違ってないよね?」と愚痴を正当化して押し付けてくるタイプだったのでそれがしんどかったのです。


つまり「愚痴の言い合い」でつながった関係は、結局どちらかが耐えられなくなって終わるのだと実感しました。

この体験から学んだのは、愚痴は人を遠ざけてしまうということ。
特にふたつの体験談に共通して言えるのは、愚痴が多い人ほどこういった結末を招いて人間関係で悩みを抱え、生きづらくなってしまうのです。

一瞬は共感を得られても、続ければ信頼や絆が壊れてしまうのです。

会話している二羽のオウム

愚痴を完全にゼロにするのは難しいですが、次の意識を持つだけで大きく変わります。

  • 過度な愚痴は発散ではなく、人を遠ざけるもの」と知る
  • 共感してもらいたい気持ち」を他の方法で満たす(趣味、日記、相談など)
  • 愚痴が出そうなときに一呼吸置く」習慣をつける

愚痴を言う回数が減るだけで、人間関係がぐっと楽になります。

もしあなたが「愚痴をやめたい」と思っているなら、それはすでに前向きな第一歩です。
かつての私のように愚痴で人間関係を壊す前に、意識を少しずつ変えてみてください。

愚痴を減らすことで、人とのつながりも、心の軽さも、きっと取り戻せます。
あなたは一人じゃありません。同じように悩んで乗り越えてきた人間がここにいます。

同じように悩んでいる方がいれば、ぜひコメントで気持ちを共有してみませんか?
「自分だけじゃないんだ」と思えることが、変化への大きな一歩につながります。

光が差し込む階段

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