
「優しすぎる人ほど報われない」
「気遣いができるのに幸せになれない」
そんな風に感じた事はありませんか?
私自身もかつては周囲の人を優先してばかりで自分を後回しにしていた結果、幸せになるどころか心が疲れ果ててしまった経験があります。
この記事では体験談と共に 「優しすぎる人が幸せになれない理由」と「自分軸で生きる方法」 を解説します。
あなたの優しさはそのまま活かしながら、幸せになれるヒントを受け取ってもらえればと思います。
優しすぎる人はなぜ幸せになれないのか
「優しすぎる人は幸せになれない」
その理由の多くは 「他人軸」になってしまっているせい。
他人軸とは「自分よりも相手を優先してしまう生き方」のことです。
- 家族や友人など他人の都合を優先して自分の事は後回しにする
- 相手が嫌な思いをしないように、自分を犠牲にしてまで気を遣う
- 「断るのは悪いこと」と思い込み、相手の言うことを無理にでも受け入れてしまう
こうした積み重ねが、自分を苦しめてしまうのです。

優しすぎるエピソードから考える
YouTube動画で、ある芸人さんが昔付き合っていた女性とのエピソードを語っていて、「なぜ結婚しなかったのか?」と問われていました。
理由は彼が仕事に集中しすぎるあまり、彼女が食事を作ってくれていたことにも気付いてあげられず、後からその事実を知って胸が痛んでしまい、罪悪感から別れてしまったのだそうです。
「きっと寂しい思いをさせているに違いない。」
「自分なんかと一緒になるより、彼女は他の誰かといた方が幸せになれるだろうから。」
こう思っての決断だったそうです。
そんな優しさから彼女の幸せを優先して手放した、というのは一見美談のように思えます。
けれど、この状態こそ「他人軸で生きてしまっている」典型例でもあるのです。
「自分も彼女もどちらも幸せになるように」と自分軸で考えられていたら、結果は違っていたでしょう。
私自身も「他人軸」で苦しんだ経験
実は私自身も長い間「優しすぎる人」でした。
他人を優先していれば「きっとみんな喜んでくれる」と思い込んでいて、頼まれごとは断らずにいつも自分のことは後回し。
その結果、気付けば心身共にボロボロになっていて、「私は何のために生きているんだろう」と虚しさを感じるようになりました。
そしてある時、「他人を幸せにしても、自分が幸せじゃなければただの犠牲」ということに気付いたのです
自分軸を持つとはどういうことか
「自分を優先する=わがまま」と思われがちですが、それは誤解です。
自分軸とは、「自分の心や体の状態を大事にしながら行動する」こと。
例えば、
- 無理な時は「今はできない」と正直に伝える
- やる必要がないと思うことは無理にやらない
- 自分自身と本当に大切な人だけにエネルギーを注ぐ
これが出来るようになると不思議と人間関係もラクになり、他人にも自然な形で優しく出来るのです。
優しさを「適量」に保つ方法
優しさは素晴らしいものです。
ただし過剰になると自分を壊してしまう危険性もあります。
だからこそ「適量」を意識しましょう。
実践できる3つのステップ
- 「これは本当に自分がやるべきこと?」と自己確認する
- 「相手の問題は本来、相手自身が解決するもの」という認識を持つ
- 自分への優しさを忘れない
これだけで、優しさを保ちながらも自分を犠牲にしない関係を築けるようになります。

まとめ|優しすぎるあなたが幸せになるために
「優しすぎる人は幸せになれない」なんてことは決してありません。
他人軸から自分軸へと切り替えるだけで、優しさはそのままに自分も幸せになれるのです。
あなたが他人に与える優しさはもう十分なはず。
なのでこれからは「自分を大切にする優しさ」に変えていきましょう。
この記事が悩めるあなたの心を少しでも軽く出来ることを祈っています。
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体験談なども受け付けておりますので、あなたの悩みや喜びをぜひ聞かせてください。