二羽のミヤコドリ

「いつも嫌な人にばかり関わる」

「ずっと嫌がらせされてる」

「自分はいじめられる体質だからなのかな・・・」

これを仕方ないからと受け入れてしまっていませんか?
この場合、どうすればいいのでしょう。

答えは簡単です。

 

 
逃げたらいいんですよ。
走る人の足

 

・・・でもそれが出来ないんですよね。
だから苦しくて悩んでいるんですよね。
 
わかります。
私もかつてそうだったから。

だからこそ言えるのです。
「その苦しさ、ちゃんとなくせますよ」と。
満開のダリア
それでは早速、この苦しみの原因そのと解決方法をお教えします。

人から攻撃を受けた際の選択肢として「攻撃を受け続けなければならない」というものしか持っていない人がいます。

反撃どころか逃げも助けを呼ぶことも出来ずに、小さくうずくまって震えながら耐えているという人もいるのではないでしょうか。
枯れ木の間から覗く猫
しかし相手が脅威的であっても自分には逃げる、助けを求めるという権利もある、ということを覚えていきましょう。

相手がどうこうではないのです。自分が何を選んでどう動くかにかかっているのです。
チェスをする手

このケースを含め、すべての現状の原因は自分の意識にあります。

しかしこれは「あなたのせい」と責めている訳ではありません。
どうにも出来ない状況というのは実は自分次第でどうにでも出来るのです。

それを理解し、その思考を良い癖として持ってもらいたいからです。
この思考の癖がやがてあなたを救うことになるのです。
拡大された白い羽の一部
そして今回の件に関しては、あなたが自由に選択肢を選べない、もしくは選択肢を奪われてしまっているという可能性があります。
 
あなたの中に
「逃げるのはズルいって言われるから・・・」とか
「そんなことしたら相手に申し訳ないから・・・」という意識はありませんか?

そのあまりに弱々しい言い訳はいつ頃持つようになったか覚えていますか?
幻想的な光が浮かぶ空間に置かれたキャンドル
・・・おそらくはあまり考えたこともないでしょうから自覚するのは難しいかもしれませんね。

実はそれはあなたが生きてきた環境の中で植え付けられたものなのです。
TVやSNSなどのメディア、そして家族や周囲の友人知人などです。

何気なく見聞きしたことが、そこから意図せず無意識のうちに上記の理由を脳内に入れてしまっているのです。
スマホを両手で抱える
そして更にこの価値観を日々繰り返し見聞きする事によって潜在意識に落とし込まれ、いつの間にか「それこそが正しい価値観で、何事もそうでなければいけないもの」だと思い込まされているのです。

そういう人たちが世間では数多くいるため、多数派こそが正しいという見解や価値観もさらに加わって、自分が本当にしたいことや自分に見合った意思が奥底に追いやられ見えなくなってしまっているのです。

ではこの世間からの植え付けと自分の本意、そこをどうやったら見分けられるのでしょうか?
木箱に入った大量のリンゴ
それはあなたが選択したその行動を実行していて[苦しい]、[つらい]と思うならば、それが本意でない証拠です。

例え周囲から

「もう少し頑張ればいいのに。」
「それくらいで逃げるの?」

と責められても気にしないでください。
その意見はあなたの価値観でも基準でもないのです。
それは単に相手の価値観でその人は「まだまだ頑張れる」という基準なのでそう言えるのです。

そしてその相手は自分の価値観を押しつけてきているだけ。
だから相手にしなくてもまったく問題ありません。むしろ聞いてはいけません。

あなたにはあなたの大事な価値観が、あなたに見合った基準がちゃんとあるのですから、そちらの「自分の心の声」の方を聞いてあげてください。
ハトを膝に乗せた天使の像
「でも相手のアドバイスを無下にしたら嫌われるかも・・・」
そんな心配が浮かぶ人はいませんか?

だとしても大丈夫です。

もしアドバイスを選択しないから縁を切るだなんて人がいたら、そんな人との縁は切れた方がむしろ良いです。

「あなたのためを思って言ったのに・・・」
なんていう恩着せがましいセリフをいうならなおさらです。

そもそもあなたが苦しい、つらいと訴えているのにその現状を続けろ、逃げるななどという人はあなたの味方ではありません。
本当の味方ならあなたがちゃんと楽になれるよう救うための方法を提示してくれるものですから。
こういう窮地の時こそ、適切な人間関係が見抜けたりも出来ます。
たくさんの人が行き交う街中の交差点
優しいあなただからどんなアドバイスでも受け入れ、恩に応えて実行しなければならないと思っているかもしれませんが、そこは見極めと判断が必要になります。

しかし身の危険や心につらい、苦しいという重さや痛みを感じるならその選択は今すぐやめてください。
そしてそれを責めたり否定したりする人がいても気にしなくて大丈夫です。
 
―などと言っても悪癖が根深かったり、感受性が豊か過ぎる人はこの「気にしない」すらも難しいかもしれませんが。

悪癖なら完全に克服出来るので大丈夫です。
そして感受性に関しても対処法はあるので心配いりません。

これに関してはまた別の記事にて解説します。
早朝の穏やかな色合いの海

ツラく苦しいことから逃げることは恥でも恩知らずでもありません。
ちゃんと自分を守ってあげられる証拠です。

しかしこれでは逃げてばかりになってしまうのでは・・・?と心配してしまう人もいるでしょう。

大丈夫です。

自分を守る癖が付くと逃げなければならないような不適切な人間関係や環境を選ぶこともなくなるからです。

これがいわゆる「自己肯定感を持つ」ということです。
だからこそ世間では自己肯定感の重要性を唱えているのです。
一輪のバラ
しかし世間に溢れている自己肯定感の教えはこの言葉のみでこれがどういうものでどういう必要性があるかまではなかなか教えてくれません。

中には間違った解釈をしているものもあります。

・・・浅い教えの弊害はそこだけで学んだ人たちが間違った自己解釈をしてしまうという点と、更にその教えを信じて振り回されてしまう人たちがいるということにまで発展してしまいます。
なのでわかりやすさだけで情報を取り入れてしまうのは危険な事もあります。

特に弱った心では「思考する」というのは本当にしんどいかもしれません。
わかりやすさに飛びつきたくなるその気持ちもわかります。

けれどそこを少し堪えて欲しいのです。
雪の中にたたずむ犬

そしてここでは考えることが苦手、応用させるのが難しいと思っている人たちにも理解してもらえるように少しずつかみ砕いてお伝えしていくようにしています。

こうやって潜在意識が癒やされれば、もう理不尽な攻撃を受けたり、いじめられたり、それに耐え続けなくても良くなり、逃げるという選択肢を得ても常に逃げ回ったりしなくても大丈夫な状態になります。
白い球体があちこちに浮かぶ空間
これを読んで納得出来た、安心出来たと思ってもらえたなら幸いです。

もしくは理解がよく出来なかったという方はまだ癒えていない心の部分があるので、今はまだつらいかもしれませんが一緒にこのブログを通してその原因を探り、解決していきましょう。

まずはこれを読み終えたなら新たな思考を取り入れたことでクタクタになったことでしょう。
疲れた頭と心をゆっくり癒やしてあげてください。

読んでいただきありがとうございました。
飛んでいる一羽のミヤコドリ

攻撃的な人に怯えているあなたへ。原因と解決法はこちらから↓

 

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