彼岸花
あなたのまわりに「なぜこの人こんなにモテるんだろう?」と疑問を持つような人はいませんか?

―容姿もイマイチな人、性格が良くない人、モラルに欠けている人。
しかもこういう人に限ってなぜか恋人が途切れなかったり、出会いが常にあったりと「お付き合い状況」は満たされている・・・。

こんな人は本来モテる側ではないのでは?と不思議でしょうがないことがありませんか?
いろんな色のゆらぎ
「・・・それに比べて自分はこんなに頑張って相手に尽くしているのに、こんなに頑張って婚活や恋活しているのに、全然お付き合い出来る相手と巡り会えない。それに良いなと思う人と出会っても絶対付き合えない・・・。何が違うの?どうしてあんな努力もしないレベルの低い人の方が選ばれたり幸せになっているの?なんか世の中って理不尽すぎない?」

もしやあなたはこんな悔しくて虚しい気持ちを抱えてしまっていませんか?

正直に申しますと私はこう長らく思っていました。本当に悔しかったのです。

私はいくら努力しても報われないのに、いい加減な人たちの方が出会いに恵まれていたりして、別れてもすぐにお付き合い出来てなんの苦労も努力もしていないなんて、ズルい!と。
茂みの中の黒猫
―しかし私はこのからくりに気付いていなかったのです。

そしてもし私と同じように悔しさと疑問によって抜け出せない迷路に迷い込んでいる人がいるのなら、この解説と真実をお伝えしていきたいと思います。

 

まずは「モテる理由」から解説していきましょう。

容姿も人柄も良くないのに、しかも人を騙したり犯罪までしているような人がなぜ異性から好かれ、モテるのか?

 

それは「自己肯定感」によるものなのです。

自己肯定感とは
「自分はこうあっていいという存在意義や、考え方や見方、物事の捉え方などの価値観をしっかりと確立して自分で自分を認められる感覚」
のことです。

これがある事によって他人や周囲、世間などの評価や意見に惑わされずに自分を貫ける状態になれるのです。
雲間から出る太陽の光
「これのどこがモテ要素に繋がるの?」と思われるかもしれません。

じつはこの自己肯定感があるかないかによって人を惹きつける「魅力」の有無に繋がるのです。

一番わかりやすい例として「容姿が優れている人」をケースに解説していきます。

容姿というのは目に付くものなので情報として特に一番最初に取り込まれやすいものです。
世間でも容姿で判断してしまうことを題材にいろんな意見が飛び交うくらいですから。

そこで容姿が優れている人たちはやはり「褒められやすい」ものなのです。
親や友達はもちろん、初対面などであっても「容姿を認められる」状況が多いでしょう。
特に小さい頃から「可愛い」「カッコいい」と言われているなら尚更です。

そう言われ続けた人たちはどうなるでしょうか。

「容姿に自信が持てる」のです。
当然ですよね。
満開の木蓮
そして更にその経験回数を重ねるとその自信は無意識の領域、つまり「潜在意識」に植え付けられます。

そうなるともう人から言われなくても、いちいち自己認識しなくても普段から「容姿が優れた自分」として無意識で振る舞えて、それが自信となるのです。
こうして自己肯定感が持てるようになります。

するとその「堂々とした振る舞いと自信」を持った自己肯定感は、安心感や安定感、憧れなどを他人に抱かせて惹きつける「魅力」を持つようになります。
自信満々な人がモテるのはこういうことです。

つまりこれが容姿が優れている人がよりモテる、というメカニズムになります。
窓から漏れる光に手をかざす
ところが中には容姿が優れているにも関わらずモテない人もいますよね?

「なぜこんなイケメンなのに誰からも相手にされてないんだろう?」
「なんであんなに可愛いコがフラれてばかりなんだろう?」

・・・そう。これは容姿が良いけれど自己肯定感のない人たちだからです。

何らかのトラウマや要因によって自分に自信が持てなかったり、もしくは人と接することやお付き合いすることに抵抗があるなど心の問題を抱えているがゆえに「自分」を確立出来ないでいるのです。

そうなると無意識のうちに自信のない自分として振る舞ってしまいます。
暗がりの中の女性の横顔
「どうせ自分はモテないから・・・」
「どうせ誰も自分を好きになってくれないから・・・」

このネガティブな意識は例え脳内のみで再生されても必ず「表面」に何らかの形で現れ、相手に伝わってしまうのです。

そうなると「この人、美人だけどなんか魅力感じない・・・」
「カッコいいけど・・・恋愛対象にはならないかな」という風に自己否定は容姿の良さをも凌駕してしまうのです。

自分の意識の中で否定を前提にしているとそれが現実にも反映されて「否定される」状況を招いてしまう、これがいわゆる「引き寄せの法則」によって不幸になるパターンです。

もちろんポジティブな前提を持てば幸せな状況を引き寄せます。引き寄せの法則は「前提」によって変わるものなのです。

なので「どうせモテない」ことを前提にしていたら、モテなかったりフラれたり出会いがなかったりというモテない現実を引き寄せて、「どうせモテない」という状態を見事に叶えてしまっているのです。
布をまとったパグ
そして次に本題である「なぜかモテる不思議な人」について解説していきます。

例え容姿が優れていなくてもモテる人は、そもそも容姿が「モテる判断基準」ではないのです。
その人の中では性格だったりユニークさだったりがモテる条件となっているのです。

それは幼少期や過去に「その部分」を大きく評価されて自己認識が出来たことで、最初に説明した経緯で自己肯定感を持つことがしっかり出来ているからです。
洞窟内で指の輪を作って太陽の光を当てはめる
ではモラルに反する行為や性格に難がある人についてはどうでしょうか?

先ほど自己肯定感を持つことで魅力を持つようになると解説しましたがここではもうひとつの要素を明かしていきます。

実は「自分はこういう人間だ」という絶対的な自信は、相手や周囲に無意識の「説得力」をも与えるのです。
それが相手にも伝わり「この人はこういう人間として受け入れよう」と無意識で認めてしまうのです。

浮気をしたり、不倫したり、犯罪をしても「あの人はあんなに叩かれてネットは大炎上したのに、なぜ同じ不適切を働いたこの人はそこまで責められずにみんな許して受け入れているのだろう?」という人がたまにいるかと思いますが、こういうメカニズムになっているのです。
天秤を持った女性の銅像
そして不適切な人というのは不適切な相手と結びつきます。
同じ反モラルな要素を持つ者同士や不適切な関係性を成立させる相手と惹かれ合うという「引き寄せの法則」が発動するためです。

例えばDVをする暴力的な人は、一方的に攻撃を受けてしまう従順タイプや「付き合う人からは暴力を受けてしまうものだから仕方ない」というトラウマによる歪んだ前提を持っている人から好かれるのです。

要するに加害者と被害者の関係として最初から結びついてしまうのです。
オリックスの首に食らいつくメスライオン
・・・こんな歪んだ結びつきの恋愛や結婚をあなたは羨ましいと思いますか?

あなたが「羨ましい、ズルい」と指を咥えて地団駄を踏んでいた夫婦やカップルはこういう可能性もあるのです。

なので結婚したから幸せ、彼氏彼女が出来たから幸せとは「必ずしも」言えないのです。
 
そう、これは表面上だけで判断していただけのことだったのです。
なので見える部分だけに騙されないでください。
付き合った人数や告白された回数などモテていることをステータスにする必要はないのです。
中に浮かぶピンクの小さなハート
DVを振るう相手50人と付き合った人を羨ましいと思いますか?
浮気ばかりする相手100人と付き合った人に憧れますか?

あなたがモテるために気にするべき所はまず自分自身。
モテるテクニックやファッションを学ぶ、それより前に自身の心や意識と向き合ってください。
そして「自己肯定感」さえ持てたらすべて一気に解決しますからどうか安心してください。

悩めるあなたにもいい出会いがありますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
満開の彼岸花

失恋した経験などがあるとこんな心の問題を抱えている可能性があります↓

 

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