生きづらいのは性格のせいじゃない!驚くべき真実とその改善方法。

あなたは自分の性格に問題があって生きづらいのだと思っていませんか?

そしてそれによって悩まされているものの、どうすればいいのかわからず対策に困っているのではないでしょうか。


「自分のこんな性格ではどうせ幸せにはなれない。そうわかってはいるけれどやっぱり生きづらい・・・」

このように自分は性格のせいで生きづらい人生を歩むのだという、妥協と葛藤を毎日繰り返しては自分に言い聞かせていませんか?


ではこの苦しい状況をどうにかすることは出来るのでしょうか?

結論から言いますと実はこれは性格そのものに原因があるのではなく「ある矛盾」と「自己否定」が原因となっているのです。

なのでそれらを克服していくことが生きづらいことへの解決策となります。

雲間から光りが差す光景


それではそんな矛盾と自己否定をしてしまうようになったその経緯とは一体何なのでしょうか?
そしてそれらをなくす、もしくは克服する方法とはどんなものがあるのでしょうか?


これらの解説とアドバイスからあなたが生きづらいのは性格のせいではないということを知って安心して頂けたらと思います。


あなたは自分がどんな性格だと自覚していますか?

まずはあなた自身の性格と改めて向き合ってみましょう。



自分はおとなしい性格だから、社交的でアクティブでみんなでワイワイ賑やかに楽しむ人みたいなことは出来ない。だから生きづらいものだし幸せにはなれない。

結果→社交的でないと幸せになれないという思い込み。

自分は言いなりになってばかりの弱い性格だから、生きづらくても我慢しなければならないし、自分の望みは叶わないものだと思っている。

結果→楽に生きる、楽しい生活を送る、やりたいことをやるということが自分には許される訳がないという思い込み。

自分はひねくれた性格だから誰からも好かれないし生きづらいのが当然。

結果→友達も出来ないし結婚も出来ないから、一生孤独で幸せにはなれないという思い込み。

これらの原因として一見性格の方に問題があるのではと思われるかもしれませんが、実はそうではなく「そういう思い込み」をしてしまっている方に問題があるのです。



ちなみに性格自体には実は問題はありません。
これはなぜかと言いますと・・・

  • 「おとなしい性格=落ち着いている」
  • 「言いなりになる性格=素直で柔軟性がある」
  • 「ひねくれた性格=他人とは違う着目点や変わった価値観を持っている」



前者はネガティブな捉え方をしていて、後者はポジティブな捉え方をしています。
要するに性格が悪いのではなくこれは捉え方の問題なのです。

色つきの眼鏡で色が変わって見える風景

特にこういったネガティブな捉え方は周囲からの歪んだ評価によって思い込んでしまい生きづらさに繋がるパターンが多いのです。

幼い頃に家族や周囲の人たちから受けた自分の性格の表現が「良くも悪くもそれが事実であり、自分はそういう人間」として定着してしまいます。

それが「思い込み」となるのです。

それによって自分の性格が本来は悪いものではないのにも関わらず、周囲の影響でネガティブなものだと思い込んでしまい、やがて矛盾を抱えたり自己否定をするようになって生きづらいという思いを抱えてしまうのです。

しかしその矛盾や自己否定は無意識的に行っているので自覚が難しく、対策するための原因追及まで至らないということがあります。


そこでどのような状態が当てはまるのかということをそれぞれ解説して客観視出来るようにしていきたいと思います。


この世の中では性格や生きづらいという問題を抱えているか否かに関わらず、ほとんどの人が幸せになりたいと願っていることでしょう。

しかしなぜかそれが思い通りにならない人が多数いるのもまた事実です。


ではなぜ幸せになりたいという願いは簡単に叶わないのでしょうか。
逆に幸せになれた人はどんな風に願いを叶えたのでしょうか。

ランタンを飛ばす

実はこれは「願いを意識のどの階層で持つか」によって決まるのです。


私たちが普段、思考したり判断したり意思決定をするための意識の階層は「顕在意識」と呼ばれる部分で行っています。

これは意識の中でわずか2~5%程度しかないと言われています。



対して意識のほとんどを占める95~98%が「潜在意識」と呼ばれる深層意識となるのです。

ここは無意識の領域となるので自覚することは難しくなります


そして現実を作り上げたり状況を引き寄せたりするのがこの潜在意識にある意識なのです。



このように割合から見ても潜在意識が優位であるために、いくら自覚出来る表面部分の顕在意識だけで「幸せになりたい」と思っていても叶わないのです。

この時に潜在意識によって自身が無意識的な行動や発言をすることにより「幸せになれない状況」にしてしまっているから、不幸続きの生きづらい状況を継続してしまっているのです。

ではそんな無意識領域の潜在意識にあるものとは具体的に何なのでしょうか?



まずひとつ目は「幸せになることへの無意識の拒否」です。

幸せは贅沢」「幸せになることはズルいこと」など幸せへの悪いイメージを持ってしまっている状態であるせいというものです。


そしてその拒否感は誰かから影響を受けたことでそういう捉え方を引き継いでしまっているという可能性があります。

周囲が幸せな人を妬む人ばかりだったからとか、SNSやテレビなどで幸せな人が嫌味を言われる対象にされていたのを見聞きしたからなどです。


そしてふたつ目が「周囲がみんな不幸であるから、自分が生きづらいのも当然だという認識になってしまっている」ということです。


日常で不幸の体験ばかりを味わい、その状況からしか情報や知識を得られていないことで性格が歪まされ、不幸体質となってしまっているという状態です。


例えば家庭がひどく貧乏であることで生活は貧しいのが当然という解釈だったり、家庭内で暴力を受けて育ったことで力でねじ伏せたり支配する、奴隷になるという人間関係が当然などという不遇の状況にあったことで「成るべくしてなってしまった」というものです。

これらがあるせいで無意識的にしてしまう何かしらの行動や思考によって、いつも不幸になってしまう事を「習慣」としてやってしまっているのです。

だから不幸になりたいと望んでいる訳ではなくても、不幸であることを心からやめたいと願っても悲しくも継続してしまっているので生きづらいと感じてしまうのです。


そしてこの継続によって「自分はこんなにも厄介な性格なのか・・・」という風に悲観的に捉えてしまう人もいます。



しかしそんな人たちであっても、多くが幸せになりたいという願いを持っていることでしょう。

このために本心と自分の行動が食い違うこと、いわゆる矛盾をしているために精神と身体のバランスが釣り合わなくて苦しいと感じること、それが「生きづらい」という感覚を生んでいるのです。

てんびん


ではここで具体例として私の経験をあげてみましょう。


私は人間関係でとにかく生きづらいという悩みを抱える事が多くありました。
その原因はおとなしい、消極的という性格のせいだと思い込んでいました。


・・・ところが実は幼い頃から母から精神的な虐待を受けていたことで、人との接し方がよくわからずに育ったので適切な人間関係を築けずに長年友達に恵まれなかったのです。


学生時代はそれこそ仲良しグループには属していたものの、そのグループの中でも浮いた存在として扱われていたので、誰ともあまり親密になることが出来ずに孤立していました。

この経験から「どうせ友達なんか出来ない」という思考が根付いてしまった私は、人との触れあいや出会いがある場所へ行くことをとにかく嫌い、無意識のうちに避けていたのです。


それなのにも関わらず「友達が欲しい」という気持ちはずっとずっとありました。


けれど上記のような「諦め前提」の意識と「人を避ける」という無意識行動によって、例え友達になれそうな人との出会いがあっても縁が切れるような振る舞いをしてしまったり、話し掛けられても素っ気なくつまらない、迷惑そうな顔をしてしまっているなどで好感度が低くなって人が離れて行くという状況を作り上げてしまっていたのです。


こんなことでは友人が出来ない、誰とも親密になれないのは当然です。

しかし当時の私にはこの原因がさっぱりわかりませんでした。


ただ運がないのか、自分で思っている以上に性格が悪いのか、もしくは私は何をどうしても嫌われる運命にでもあるのかとすら思い悩み、生きづらいまま過ごしてきたのです。


このように自覚がないと明らかな矛盾にすら気付けないのです。

左右で違う靴を履いてしまった


自己否定があるとせっかく意欲を持っても「自分は無能だから・・・」と意欲を打ち消してしまったり、性格だけでなくすべての物事をネガティブに捉えてしまうことで自分は価値のない存在などと自信をなくすので、どうしても生きづらい状態になってしまいます。

この自己否定の傾向には主に4つの種類があります。

ではそれぞれひとつずつ解説していきます。


①自虐と自罰

人から否定され続けたり、罪もないのに罰せられると自分に自信がない状態に陥ってしまいます。

すると今度は自分自身でも自分を否定したり罰する癖がついてしまうのです。


②否定が前提

たとえ人から良いアドバイスや意見をもらえているにも関わらず「でも・・・」「だって・・・」と反発や否定をする癖がある人です。

これも無意識でやってしまっているので本人は自覚がなく、悪気もありません。

しかしこの癖は他人だけでなくやがて自問自答にも反発や否定をするようになってしまいます。

こうなると自分で意思決定が出来なくなり、やりたいことや目標などが達成しづらくなってしまうのです。


③諦めが前提

私の体験談でも供述しましたが、「どうせ自分には無理」「やっても無駄」という諦めの思考が前提にあることが習慣となってしまっているという原因です。

これは経験したからこそ得た諦めと、経験したこともないのに「出来ない」と決め付けて諦めてしまうパターンがあります。

経験によるものの場合はいわゆるトラウマとなってしまったということです。

そして未経験の場合は余計な経験はしたくないというリスクや、未経験への不安や恐怖を避けるための思考によるものです。


④自分には権利がない

自分には達成出来るほどの資格や権利がないと思い込んでいる状態です。

他の人たちは難なく出来るけれど、自分だけは出来ないという自信喪失によって、自分の力や可能性を否定してしまっていることが原因です。


これらのひとつだけでも持っていると自己否定となり、性格の捉え方が歪んで生きづらさを抱える原因になってしまいます。

水面に歪んで映る建物

自己否定もやはり周囲から悪影響を受けた結果の捉え方です。

しかしあまりにも日常生活の中で当然に繰り返されていたことで、まさかそんな所に原因があるとは気付けないものでしょう。


なので「自分自身を嫌いだからこういう風になってしまったのだろう・・・」などとこれすらも自分のせいであるという風に間違って捉えてしまう人が多いようです。


そして心の問題の改善や対策をすることにも否定したりするので、克服を試みるものの挫折したりという状態をずっと繰り返してしまうだけという罠にはまってしまうこともあるようです。


自己否定は本心から自分を否定しているのではなく、誰かからそう思い込まされただけなのであなたは無能でもないですし、価値のない存在でもないのです。

スポットライトを浴びる女性


自分を嫌い否定することほど悲しいものはありません。


あなたが自分を否定するというその状態は支配的で攻撃的な加害者が望んだものなのです。

あなたが不幸になり、自分の性格を憎みながら苦しみを抱えて無様になって生きづらい人生になって欲しいという思惑にまんまと引っかかっているということなのです。


なので自己否定をして良いことなど何もありません。



それではこの不要な矛盾や自己否定をなくす方法を解説していきたいと思います。


自分を責めがちな人は消極的な人が多いというイメージですが、実はおとなしく控えめな性格なのに生きづらさを感じない人もいるのです。

その人たちは自分の性格をネガティブなものだとは捉えてはいません。


なのでそれこそ目立った振る舞いはしないもののそれでも自己主張はちゃんと出来ていて、むやみに人に合わせすぎず自分のペースや世界を保持出来ているから、苦しいと感じる状態にも陥らないということです。

これがいわゆる「自己肯定感がある」という状態なのです。


まず大切なのがこの自己肯定感を身に付けることです。

自己肯定感とは「自分という存在に絶対的な自信を持って、周囲のどんな影響を受けても揺るがずに自分を貫ける状態であること」です。


そして次に物事の捉え方を変えて思考や意識の悪い癖をやめていくことになります。

具体的には「幸せになることへの罪悪感」をなくし「不幸を招く習慣」をやめて「幸せになることへの許可」を自分自身で認めていくということです。

流れ星

これが間違った性格によって抱えてしまっていた矛盾と生きづらい状態を作り上げてしまっていた自己否定をなくしていける方法となります。

「苦しい・・・けれど我慢しなきゃ。」

「苦しい・・・でも頑張らなきゃ。」


今のあなたはおそらくこうやって自分の心を傷付けるほどの苦しさをごまかして心の奥底に押し込めてしまう癖があるのだと思います。

これを繰り返していくと確かに苦しさは自覚出来なくなっていくでしょう。


苦しくないから「慣れた」「落ち着いた」「もう大丈夫」と思ってしまうでしょうが、そこが落とし穴なのです。


実は心の奥底では「苦しみ」は何も変化せずに確実にそのまま溜まっていくことで無自覚のストレスとなり、それがキャパオーバーとなるとある日突然身体の不調となったり、メンタル面に急に悪影響を及ぼしたりと大爆発をしてしまう恐れがあるのです。


なので「苦しい」と感じることををむやみやたらに我慢してはいけません。

苦しさはごまかさずにそのまま実感した方が良いでしょう。
それは心と体の危険信号なのですから。

信号機の赤黄青

だからこそ日頃から「心が悲鳴をあげるほど苦しいなら無理せずやめる」という選択が出来るようにしておく事が自分を守ることになるのです。

意識や思考に我慢癖をつけてしまうのは良くないものです。

素直に心や脳が感じるものを認めてあげること、それが生きづらい状態を解決して防ぐ方法となります。


自分はどういう心の状態になりたいのか?
浸っていて心地よい感覚とは?


あなたは生きづらい状態になることを心から望んでいますか?
心が苦しくなるほど我慢をするのが心地よいですか?


今一度、本当に自分にふさわしい「心の状態」を確認してみてください。

そしてその状態を1日の中で少しずつイメージすることを習慣化して、幸せで落ち着いたものの中に浸る感覚を癖付けてみてください。


「そんなことを考えられる余裕なんてない・・・」

「何もイメージ出来ない。自分が落ち着く状態なんてわからない・・・」


もしこのような意識が芽生えた人は、自分が落ち着くことや心を安定させ安心安全な場所に在る事への否定や拒絶の意識が潜在意識に根付いていることになります。

なのでまずはその否定意識をなくし、「自分は幸せになってもいい。自分にはその権利がある。」という許可意識を持つことから始めてみましょう。


しかし自分でその許可を出しても「説得力がない」「誰かに認めてもらわないと意味を感じられない」という人の場合は
常に他人からの支配下にあり、他人の許可がないと納得して動けない状態」になってしまっているので、まずはそこから抜け出す事が最初に取り組むべき解決方法となります。

あなたの人生はあなたのものなので自分で決めていいのです。


例え血の繋がった親であっても「人生のコントロール」という範疇では他人なのです。

まして支配的な他人である誰かがあなたの人生を好き勝手にどうこうコントロールしていい理由などありません。

あなたの人生はあなたにしかコントロールが許されていないのです。

なのでぜひその大切なあなたの権利を認識して取り戻してもらいたいと思っています。

GT-Rのハンドルを握る手


いかがでしたでしょうか。


もし相手に完全に従うことが本心で望んでいることであるなら、そもそも「生きづらい」と思うことすらないでしょう。

あなたが歪んだ物事の捉え方をすることが本来の性格であるなら、そうしている状態を生きづらいなどと思わないでしょう。


・・・けれどそうではないのです。


心が苦しくなってしまうのは本心が「それは違う!」と悲鳴を上げて叫んでいるからなのです。

なのにその本心を見て見ぬフリをしてやりすごしてしまっていた訳です。


あなたにコントロールの権利があるなら、心穏やかで幸せな人生と苦しく生きづらい人生のどちらを選びますか?

BADとGOODと書かれたの二枚の紙

もし自分ひとりでは判断出来ない、どうやって意識を変えればいいのか、どこから対策をしていけばいいのかわからないという方はぜひメッセージをいただけたらと思います。

あなたに見合ったアドバイスをせていただきますので、どんなことでもまずは打ち明けてもらえたら嬉しいです。


少しでもあなたの生きづらさを改善出来るお手伝いが出来ればと思っております。



それでは今日はここまでといたします。
読んでいただきありがとうございました。




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