怒りを鎮める方法|攻撃性や復讐心を手放して心を穏やかにする心理学

怒りを鎮める方法や攻撃性のコントロールを知りたいと思ったことはありませんか?
一度火がついた怒りは、自分では止められないほど強く心の中を支配してしまいます。

怒りやイライラは、性格の問題ではなく「心の仕組み」から生まれることがあります。
心の苦しい人へ。「あなたは悪くない」罪悪感を手放すための考え方


この記事では私自身が「復讐心」や「怒りの連鎖」に苦しみながらも、手放す事に成功して心の穏やかさを取り戻した体験や心理学をもとに、怒りを鎮める実践的な方法をお伝えします。

あなたは誰かに傷付けられた時、「許せない」「やり返したい」と感じたことはありませんか?
私もそのひとりで、相手にひどいことを言われたり理不尽な扱いを受けた時、怒りが収まらず何度も頭の中で相手を攻撃していました。

その瞬間は爽快な気分になるけれど、後からやってくるのは疲労感と虚無感。
そして「なんでこんなことを考えてしまうんだろう…」という強い自己嫌悪でした。

実は怒りを増幅させているのは「自分自身」なのです。
「相手が悪い」「自分は被害者」という思考にしがみついていると、恨みや悲観の感情が育ってしまい、怒りを鎮めることが難しくなるのです。

握りこぶしを床にたたきつけて怒っている

私が一番執着していたのは、怒りの根っこにある「相手のせい」という意識でした。
「相手が悪いから、自分は怒って当然。」
多くの人はこう思っていることでしょう。私もそうでした。
「怒りを抑えるには自分を許す」というアドバイスを聞いた事もありましたが、その意味がまったくわかりませんでした。

しかし心理学的に言えば、「怒り」という感情は外から与えられるものではなく、自分の中で生まれる反応なのです。
つまり、「怒るかどうか」を決めているのは自分自身
これを知った時、私は初めて「怒りをコントロールできる余地がある」と気付けたのでした。

怒りの奥にある感情がわからなくなる方は、こちらも参考になります。
「心が苦しい理由がわからない」その原因と対策を体験談から解説

誰かに攻撃された時、私たちは無意識に「やり返す」という選択をしてしまいがちです。
それは本能でもあるので仕方ありません。
でも実際には他にも選択肢があります。

  • 防御する
  • 逃げる・相手にしない
  • 助けを求める

これらも立派な「反応」です。
それなのに怒りに支配されていると「攻撃」という手段しか見えなくなってしまう。

つまり、怒りの矛先を外に向けるという選択を「自分」がしているのです。
これに気付くことが怒りを鎮める第一歩になります。

「自分は被害者だから加害者に罰を与えることが許される」
この思考では怒りの連鎖は止まりません。

もしあなたが怒りのままに誰かを傷付ければ、その瞬間あなたは「加害者」になってしまいます。
心理学的にも、この構図は被害者と加害者が入れ替わる「負の連鎖 」と呼ばれます。

怒りを鎮めるためには「相手が悪い」から離れ、「自分はどう反応するか」に意識を戻すことが必要です。
それが心の主導権を取り戻すことでもあります。

人間関係の中で怒りが強く出てしまう方は、こちらの記事も役立ちます。
生きづらい原因は「思い込み」だった?主観と事実から考える心のズレ

私はいじめや虐待でどんなに攻撃をされても、いつも誰に対してもやり返せずにいたので悔しさを抱えるばかりでした。
そこで現実では決して叶わなかった復讐を、頭の中の「妄想」という形で果たしていたのです。
私が加害者たちに恐怖を与えてコントロールする世界は心地よく、そこには「絶対的な安心」がありました。

・・・けれど、それは本当の安心とは言えません。

本当の安心とは「怒りに支配されない心」を持つこと。
外側ではなく内側の平穏を整えることなんです。
なので真逆のことをしていた私は長い間、偽りの安心に苦しんでいたのです。

①鎮めた怒りが再発する時の対処法

怒りを抑えてスルーしたとしても、後からイライラが沸いてくることもあります。
頭では「賢明だった」と納得しても、荒ぶった感情の方は「まだ癒やされてない」と感じてしまうせい。
例えばケガをした時に「傷口に薬を塗っておこう」という認識をして対処をしますが、それで痛みがすぐになくなる訳ではありません。

このように感情を癒やす(納得させる)には時間がかかるという、「理性と感情のギャップ」があることを知っておくとラクになれます。

② 攻撃ではなく他の選択をする

「攻撃しない」というだけで、怒りのエネルギーは一気に弱まります。
深呼吸して「今、他にできることは?」と自分に問いかけてみましょう。
だからと言って無理に相手を許す必要はありません。
相手をどうこうするのではなく、自分を守るにはどうすればいいかということに意識を向けてみてください。

③自分を責めない

怒りを感じてたとしても、それを悪と決めつけないこと。
怒りはあなたを守るために出てくる感情です。
大切なのは怒りを育てず支配されずに、感情を観察する視点を持つことです。

感情を整える視点そのものを見直したい方は、こちらも参考になります。
不幸を一瞬でなくす|視点を変えるだけで人生が好転する方法

怒りを鎮めるというのは決して「我慢」することではありません。
自分の内側を理解して怒りの仕組みを知ること。
それが結果的に心の穏やかさへとつながっていきます。

目を閉じて落ち着いている女性の横顔

私自身、かつては怒りと復讐心に支配されていましたが、今は怒りが起きても流せるようになりました。

どうしようもない怒りや憎しみもきちんと終わらせることが出来ます。
それは誰にでも可能なことだから。

あなたも今日から自分の中にある「選択する力」を思い出してください。
怒りのない穏やかな人生はすぐそこにあります。

もし記事を読んで気になることや、あなた自身の怒りとの向き合い方で迷うことがあれば、コメント欄やメッセージで気軽にお知らせください。
あなたが心の穏やかさを取り戻すためのヒントを、これからもお届けしていきます。

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